A Retrospective / JOSEF ALBERS

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About the book

1988年にニューヨーク、グッゲンハイム美術館で開催されたJosef Albers(ジョゼフ・アルバース/ヨゼフ・アルベルス)の回顧展の際に刊行された作品集。281個の作品が掲載されています。

 

Designer’s review

ジョゼフ・アルバース(1888年-1976年、ドイツ出身)は、誰しも一度は見たことがある複数の四角を重ね、彩色した「HOMAGE TO THE SQUARES(正方形賛歌)」とよばれる作品シリーズで有名な美術家です。アルバースは、ドイツ出身でバウハウスに学び、卒業後はバウハウスで教師となり、バウハウス閉鎖後はアメリカへと移住しました。アメリカでもブラック・マウンテン・カレッジなどで教鞭をとり、バウハウスの教育理念をアメリカへと伝えた存在です。アルバースは特に、色彩と形態についての研究を深め、色彩構成や色彩理論を教えていました。彼の教え子のなかには、サイ・トゥオンブリーやロバート・ラウシェンバーグがいます。

色彩による錯覚のメカニズムを研究していたアルバースの色彩論は、デザイナーには切っても切り離せない存在です。わたしも大学の色彩学の授業でアルバースの色彩論を学びました。現在Sellenatelaでシューズをデザインする時にも色彩に対する意識は強く表れていて、アルバースの色彩論は、わたしがカラーコンビネーションを考える際のベースになっているのかもしれません。

この本には、アルバースの有名な正方形の作品だけでなく、彼のデッサンやスケッチ、その他の抽象画などたくさんの作品が掲載されています。1988年の展覧会カタログなので33年も前のものですが、とても綺麗な状態の本なので家宝にしたくなるような一冊です。

 

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出版社:Harry N. Abrams, Inc.

発行年: 1998年

製本:ハードカバー

貢数:303頁

サイズ:226 × 260 mm

状態:中古、表紙は良好、ビニールカバー付き、中身も良好

※ 本革を使用しているため、革の表面にキズ、色むら、こすれ、黒点、トラ(動物本来のシワ)などが見られる場合がございます。天然素材の特性として予めご理解くださいませ。

※ お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

※ 踵に小さな穴が見られる場合がございますが、靴づくりの過程で足入れにばらつきが出ないように、職人がアッパーを木型に固定する際につくものです。こちらの穴は不良ではございませんので予めご理解くださいませ。

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