CALDER

¥6,300
About the book

1971年に刊行された、アメリカを代表する現代美術家であり彫刻家のAlexander Calder(アレクサンダー・カルダー)の作品集。全216ページある本のなかには、美しいモノクロ印刷で見開きページいっぱいにカルダーの作品がレイアウトされています。

 

Designer’s review

アレクサンダー・カルダー(1898年-1976年、アメリカ・ペンシルバニア州生まれ)は、動く彫刻とよばれるモビールを発明し、制作したことで有名な現代美術家です。
父と祖父が彫刻家、母が画家という家庭にうまれ、大学で機械工学を専攻し、卒業後はさまざまな技術職を経験しました。そのなかの一つ、客船の機関士をしていた際に、水平線に昇る太陽と沈む満月が向かい合うさまを見て、深く心をうたれた経験がカルダーを芸術家へと導きました。霊感のような感覚。カルダーのなかにずっとあった芸術への憧れや、宇宙の事象に対する興味、表現に対する渇望などが、きっとこの瞬間に一つとなったのでしょう。その後カルダーは、ニューヨークで美術大学へ入学し素描を学び、当時魅了されていたサーカスの動物や芸人を、機械工を学んでいた時に得た技術をいかし針金などの素材で制作しはじめました。卒業後はパリへ行き、1927年「カルダーのサーカス」という作品を発表し、それがカルダーを一躍有名にします。その後、赤・青・黄色の三原色で構成された抽象絵画で有名なピート・モンドリアンのアトリエ訪問で大きく影響を受け、それからカルダーは、色や形が浮遊しているようなモビール作品をつくりはじめます。その幾何学的で有機的なモビールやスタンディング・モビール作品の制作で、カルダーは世界的な名声を得て、アメリカを代表する現代芸術家となり、後世にたくさんの作品を残しています。

この本には、カルダーの針金作品やスケッチ、モビール作品、制作風景や娘の写真などが、迫力のあるモノクロプリントで掲載されています。針金作品は、絵と見間違えるほど精巧で、動物の作品なんかは生命力さえ感じます。カルダーのカラフルなモビール作品しか見たことない、という方にぜひ見ていただきたい一冊です。

わたしはカルダーの作品がとても好きです。幾何学的で有機的な彼の作品は、「宇宙」への興味から作り出されていると言われています。彼が表現する「宇宙」を感じるからでしょうか、不思議と、彼の作品は見ていて飽きません。

 

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著者:H. Harvard Arnason,Ugo Mulas,Alexander Calder

出版社:Thames and Hudosn

発行年: 1971年

製本:ハードカバー

貢数:216頁

サイズ:225 × 317 mm

状態:中古、表紙にビニールカバー付き、中身は経年による黄ばみや染みあり


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