CHARLOTTE PERRIAND

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About the book

1930年代のモダニズム、1950年代のミッドセンチュリー的有機デザインの代名詞、フランス人の建築家でありデザイナー Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)の作品集。この本には、ペリアンの代表的な家具や建築作品、スケッチなどが多数掲載されています。

 

Designer’s review

シャルロット・ペリアン (1903-199年 フランス・パリ生まれ)は、建築家ル・コルビュジエのアトリエで働いた経験を持ちます。アトリエでは、コルビュジエや彼の従兄弟ピエール・ジャンヌレとともに、木材だけでなく、鉄やアルミニウム、ガラスや革などの新素材を用いて家具を製作していました。ミッドセンチュリー家具とよばれるそれらの作品は、今見てもモダンなものばかりで、彼らの先見性の高さと審美眼に感服させられます。1940年代には、コルビュジエのアトリエで一緒に働いていた建築家・板倉準三の誘いで、ペリアンは1年ほど日本に滞在しました。日本の伝統や美意識に深く感銘を受けた経験は、その後の彼女の作品に強く反映されていると言われています。

ペリアンは、より良いデザインこそが、より良い社会の創造に役立つとし、住居に関する芸術への拡張を目指していました。機能的で美しい住空間。そして、機能性と見た目の美しさを併せ持つ家具。わたしは、ペリアンの建築家・デザイナーとしての考え方に惹かれ、彼女の審美眼を通して生み出された作品に魅力を感じています。また、ペリアンの作品に少し親しみを感じるのは、彼女の美意識が、日本文化が持つミニマリズムや奥ゆかしさなどに通ずるからなのかもしれません。そして、削ぎ落とせる部分は削ぎ落としつつ、あえて洗練させすぎないことで愛らしさを残す。そんな印象を受ける作品を見ていると、ペリアンという人物はとてもチャーミングだったのだろうな、と感じます。この本には、そんな彼女の代表作がたくさん掲載されています。また、ペリアン本人の写真も数点載っているのですが、彼女はいつもお洒落でチャーミング。彼女の両親は服飾職人だったそうなので、きっとファッションが身近にあったのでしょう。実際、ペリアンは前衛的なファッションを好んでいたと言われているので、ファッションも彼女の表現の一部だったのかもしれません。この本は、そんなペリアンの姿と彼女の作品を同時に見られるインスピレーショナルな一冊です。

わたしは、この本のレビューを書きながら、ペリアンが設計をしたフランス・にあるレザルク・スキーリゾートにいつか行ってみたいなぁ、と想いを巡らせています。

 

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発行年:2005年

出版社:Assouline Publishing

製本:ハードカバー

貢数:79頁

サイズ:164 × 222 mm

状態:中古、表紙に薄い汚れや傷、折れ線あり、中身は良好


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